特別な日だから手元も美しく彩りたい。普段とは違う、ウエディングドレスや結婚指輪を美しく際立ててくれるブライダルネイルのトレンドデザインをご紹介します。
この記事では、ブライダルネイルの種類や選び方、そしておすすめのデザインなどブライダルネイルに関する必要な知識をまとめて解説していきます♡
目次
1. ブライダルネイルの種類や相場、施術のタイミングを解説!
ネイルには大きく分けて、ジェルネイル・スカルプネイル・ポリッシュネイル・ネイルチップの4種類があります。それぞれ、仕上がりや維持期間などが変わってきます。これらのメリットとデメリットをご紹介していくので、ご自身に合ったメニューを見つけてくださいね♡
また、ブライダルネイルのスケジュール感をご紹介。種類によって持ちが変わるため、施術するべき日も変わっていきます。
普段の生活リズムやスケジュールと照らし合わせて決めることで、結婚式前後で支障なく過ごせるため確認しておくと◎
ジェルネイル
ジェルネイルは透明感のあるぷっくり、つややかな仕上がりが特徴です。複雑なデザインが可能で、様々なパーツを乗せることができます。しかし、ジェルネイルのみだと、爪を長くしたりができないので乗せられるパーツには限りがあります。
また、持ちが良くきちんとケアすれば2〜3週間ほど美しい状態をキープできます。しかし、オフする際には専用のクリーナーや道具が必要になるため、自爪を傷めないようネイルサロンでしっかり取ってもらうのがおすすめ。そのため、普段ネイルが禁止で、すぐにネイルオフする必要のある花嫁さんは避けたほうがいいかもしれません。
ジェルネイルの相場
ワンカラーなどシンプルなデザインは5,000円~7,000円ほど。複雑なデザインになるにつれ価格も上がっていき、10,000円~15,000円前後ほどに。
最近はセルフでできるジェルネイルシートなども販売されており3,000円前後で購入できます。(UVライトが別途必要)また、ジェルネイル自体は100均にも販売されており、ワンステップでできるタイプもあります。
ジェルネイルのベスト施術日
ジェルネイルは1週間前がベストタイミング!
維持期間が2~3週間になるため、早すぎると爪が伸び切ってしまい不格好に。当日ギリギリだと、万が一肌に合わず荒れてしまったり、取れてしまった場合修正しに行く時間が無くなってしまいます。そのためリカバリー期間を設けるため1週間前にブライダルネイルをするのがおすすめ♡
スカルプネイル
スカルプネイルはアクリルを使って人工的に長さを出せるため、指を長く見せることができます。より美しく華やかなデザインを楽しみたい花嫁さんに向いていますよ!自由に爪の形や長さを調整できるため、パーツを乗せたりアートがしやすくなります。しかし、あまりにも派手にしたり、尖ったパーツを付けるとウエディングテーマとかけ離れてしまったり、繊細なドレスやアクセサリーなどを傷つけてしまうかもしれないので、ほどほどにしておくと吉◎
施術やオフはジェルネイルと同様プロに任せる必要があります。時間と費用がかかるため、サロン選びは慎重に行うことが大切です。
スカルプネイルの相場
スカルプネイルは「長さだし」という工程が増えるめ、ジェルネイルの価格よりも高くなります。10本の内何本施術するかにもよりますが、ジェルネイルの価格より3,000円~10,000円前後UPした価格になります。
スカルプネイルのベスト施術日
スカルプネイルは1週間前がベストタイミング!
スカルプネイルもジェルネイルと同様、維持期間が2~3週間になります。こちらも、万が一肌に合わず荒れてしまったり取れてしまった場合、前日の施術ですと修正しに行く時間が無くなってしまうため、リカバリー期間を設けるため1週間前に施術をするのがおすすめ!
ポリッシュネイル
ポリッシュネイルとはマニキュアのことで、セルフケアがしやすいことが大きな魅力です。色やデザインのバリエーションが豊富で、オフもリムーバーで手軽にできます。ただし耐久性はジェルやスカルプに比べると無く、気づけばはがれているなんてことも。
挙式直前に塗り直すかトップコートを塗り重ねるなど、こまめにケアをする必要がありますが、普段ネイルが難しいという方にはおすすめのメニューです◎
ポリッシュネイルの相場
ポリッシュネイルの場合は3,000円~6,000円ほどで、複雑なデザインやお手入れなどのオプションを足すと10,000円前後ほどするようです。
ポリッシュネイルのベスト施術日
ポリッシュネイルの場合は前日がベストタイミング!
ジェルネイルやスカルプネイルと比べてはげやすいので、早くに施術を受けると部分的に削れてしまう可能性も。そのため、前日に塗ってから当日まで気をつけて過ごすことで、きれいな状態を保つことができます◎
ネイルチップ
あらかじめ好きなデザインを用意しておき、挙式当日に専用の粘着グミを使用して爪に着けるだけ!結婚式後も思い出として保管でき、粘着グミで着けた場合は再利用もできます◎
しかし、他のメニューよりも取れやすく当日気が付けば1本外れているなんてことも。その分価格は抑えることができ、ネイルオフの手間を省くことができます。また、グルーという液状タイプの接着剤もあります。こちらは、粘着グミよりも少し爪が傷んでしまい再利用ができないデメリットがある反面、ネイルチップが取れづらくケアをしっかりしていれば1週間ほど持ちます。そのため再利用する予定が無ければ、当日はグルーを付けたほうが安心です。
ネイルチップの相場
ネイルチップの相場はピンキリになります。市販やサロン以外にも趣味で作成している方からも購入できるためです。市販・フリマサイト・ネットショッピングからは1,000円~5,000円程で購入できます。ネイルサロンでオーダーする場合は5,000円~10,000円前後になります。
ネイルチップのベスト施術日
ネイルチップの場合は当日がベストタイミング!
ネイルチップを装着する際に使用する粘着グミは水や負荷に弱いため、当日までに外れる可能性が高いです。また、粘着グミよりも持ちが良いグルーは、一度外れると再度使用することができなくなります。万が一外れてしまった場合同じネイルチップを用意しなければいけなくなるため、当日付けたほうが安心です。持ちを良くするには、爪の表面の油分をアルコールで落とし、ネイルチップを爪のサイズに合わせてネイルファイルで整えておきましょう。
2. 後悔しないために!ブライダルネイルで気をつけたいポイント
納得のいくブライダルネイルにするための押さえたい注意点や、よくある失敗をご紹介します。
結婚式は一生に一度の晴れ舞台ですから、ネイル選びで後悔したくないという花嫁は多いはずです。準備段階でしっかりポイントを押さえておけば、思わぬトラブルを避けて理想的な仕上がりに近づけられるでしょう。
色選び&パーツ選びの注意点
メインのウエディングドレスのカラーに合わせて、白や淡いカラーがブライダルネイルの定番カラーになります。ブーケとも相性が良く、上品で清楚な印象を与えることができ、主役のドレスと結婚指輪を際立たせてくれますよ♡
パーツを選ぶ際は、アクセサリーやヘアメイクの色合いとも統一感を持たせるとコンセプトがはっきりするのでおすすめです。ゲストさんにもこだわりを楽しんでもらえるはず。
また、ウエディングドレスや、グローブなどの繊細な生地に引っかかってしまう可能性があるため、出っ張っていたり尖ったパーツは控えたほうが◎
前撮りと挙式でデザインを変える花嫁も
例えば前撮りは和テイストで、結婚式は洋テイストだった場合前後でネイルのデザインを変える花嫁さんもいらっしゃいます。
前撮りでは付け直す余裕があるためネイルチップを利用し、本番は取れないようジェルネイルをするパターンも!違った衣装をまとうのであれば、衣装に合わせたブライダルネイルにしてこだわりぬくのもいいですね♡
ただし、施術時間やオフのタイミングも考慮して、無理のないスケジュールを組んでおきましょう。
ブライダルネイルのコストを抑えるコツ
サロンによっては新規オープン記念やブライダル特典のキャンペーンを行っていることもあるため、こまめに情報をチェックするとお得に施術を受けられるでしょう。時間と予算をうまく調整して、自分が思い描く理想のネイルデザインを!
先輩花嫁さんから聞いたブライダルネイルの“失敗あるある”と対策
先輩花嫁さんから聞いた失敗あるあるの1つは、「イメージと違うデザイン」になってしまったこと。デザインをうまく共有できず違う色味や仕上がりになってしまうことも。特別な日のためのネイルなので、色味に関してはしっかりと要望を伝え、見本の画像があればずっと表示しておくことでスタッフさんとも随時デザインのイメージを共有することができますよ◎
もう一つは先ほども述べた通り「ネイルがレースや刺繍など繊細な生地に引っかかってしまう」点です。既存のデザインに出っ張っていたり尖ったパーツが使用されていないかどうか確認し、使用されていたら変更可能か聞くべきだったとおしゃっていました。
失敗しない対策として、事前にSNSでデザインを確認したり、口コミなどで参考程度に評価を確認してから予約や、施術担当者をネイリスト歴の長いスタッフさんに変更したりがおすすめです。気になる点があれば遠慮なく相談し、納得のいくネイルに仕上げましょう。
3. 雰囲気別おすすめブライダルネイルのデザイン
ドレスやテーマに合わせると指先のおしゃれ度がアップします!最新トレンドの傾向をご紹介♡
シンプルでナチュラルだけど、上品なデザイン
王道のブライダルネイルは、肌なじみの良いピンクヌーディーやホワイトをベースにして、手元をさりげなく美しく◎
デザインは、小粒のストーンやパールを控えめに配置したりガラスフレンチや白とピンクのグラデーションも素敵♡シンプルでも花嫁らしい華やかさを演出可能です。ドレスやブーケの色を選ばずに合わせやすいのも、ナチュラルデザインのうれしいポイントです。
お花やレースを取り入れたデザイン
ピンクやパステルカラーとフラワーモチーフやレース、ドットデザインなどのアートをプラスすればより可愛らしい雰囲気に。春や初夏の挙式にもぴったりなデザインで、ベースの色やお花の色を濃くすれば和装に似合うデザインになります。お花を小バラにすればアンティークで大人っぽい雰囲気にもなります。
ゴールドやシルバーカラーでゴージャスなデザイン
ゴールドやシルバーなどのラメネイルやミラーネイルなどを、白やヌーディーカラーと組み合わせると派手過ぎず手元を華やかに◎小ぶりのパーツを付けたりカラードレスの色も取り入れれば、より繊細で大人っぽい雰囲気にすることができますよ。
4. セルフ派必見!ネイルチップ・シール・ポリッシュの活用法
サロンに行く時間や費用を抑えたい方はセルフネイルがおすすめ!最近ではシートタイプのものが販売されており、UVライトを持っていれば手軽にジェルネイルを楽しめます。
ジェルネイルはトップコートやベースジェルなど、様々な工程が必要になります。しかし、ポリッシュネイルより長持ちさせるのが目的であれば、それらの手間なしにワンステップタイプのジェルネイルも販売されていますので、そちらを利用するのも◎
セルフネイルチップはあらかじめデザインを作っておくことで当日に貼るだけで完成し、ミスが少ないのがメリットです。シールやポリッシュなら手軽にデザインチェンジできるので、練習を重ねれば好みのデザインを自由に作り込めるでしょう。挙式直前は何かと慌ただしいので、余裕を持って準備しておくと安心です。
5. まとめ|手元を華やかに!ドレスやリングを映えさせるブライダルネイル
結婚式当日は人生の中でも特別な瞬間。ブライダルネイルは手元を見るたび楽しい気持ちになるはずです。ぜひ手先までこだわって彩ってくださいね。
ジェル・スカルプ・ポリッシュ・ネイルチップ、それぞれのメリット・デメリットを知ることで、自分にぴったりな彩り方を選んでみてください♡結婚式当日までに、ハンド・ネイルケアをすることでさらに手元が美しくなるのでおすすめです。