日本で結婚と言えば、役所に婚姻届を提出すると言うのが皆さん必ず行うことですよね。
式、披露宴については”ナシ婚”と言う言葉が出来る程、
挙げられる方々が減少傾向にあります。
しかし、日本以外の国では”結婚”が認められるまでに色々な手続きや誓約などがある国もあります。
今回はオーストラリアの結婚についてとりあげます。
知人の結婚が決まり、オーストラリアでの留学中にお世話になっていたオーストラリアの家族へ
それを報告した時の事、すかさず「式はいつなの?」と聞かれ、
「今の所、式の予定はないよ。」と答えるととても驚いたそうです。
と言うのも、オーストラリアでは牧師・神父もしくは結婚執行者の資格を持った立会人の下で
結婚式を行わなければ結婚が成立しません。
また、事前に資格を持った人との面接を行い結婚希望通知書を提出。
結婚式では執行者に宣誓後、婚姻証明書に署名、証人2名の署名も必要となります。
オーストラリアで”結婚”に至るまでには、たくさんの手続きや手配が必要で
日本のように婚姻届を提出するだけ。と言うのは考えられないと驚いたのが頷けます。
”結婚をする”と言う事がとても大切な事なんだと思えるエピソードでした。
このエピソードに触れるきっかけをくれた知人はオーストラリア式の挙式を挙げました。
結婚執行者(この時は新婦が留学当時お世話になっていたホームステイ先のお母さんが資格を持っていました)の下、輝く太陽ときらめく海をバックに、日本から二人を祝福するために集まった親族、友人に見守られ笑顔溢れるとても素敵な式、披露宴でした。
By M.H