第二回目の【業界人のおしゃれリアルウエディング】は、
メンズファッションブランドのFACTOTUMのプレスをされている久戸瀬氏。
こだわりにこだわり抜いた自分たちらしいウエディングを挙げられた
久戸瀬夫妻をフォトでご紹介いたします。
挙式は白金台で
挙式でのお二人の装い
久戸瀬:挙式の時の二人が着用したものはすべてヴィンテージのものです。
レンタルではなく、3ヶ月ぐらいかけて、自分たちで色々探しまわり、
納得のいくものを購入しました。
キーワードは、70年代。
自分の着用したものは、1890年代のアメリカ製のヴィンテージで、3ピースのギンガムチェックのセットアップです。ニューヨークの19世紀、パブでミュージシャンが着ていたもの。
妻は1970年代のウエディングドレスで、これもヴィンテージのものです。
お互いに自分のサイズにあうもので、こんなにもコンディションの良いものがみつけられたのは本当にめぐり合わせだと思いました。
本物のヴィンテージが置いてある会場の雰囲気
久戸瀬:やりたいことがたくさんあったので、持ち込みが出来る会場が条件でした。妻が昔、古着のバイイングをしていたこともあって、自然な流れでヴィンテージとアンティークのものしか置いていないところを選びました。やりたいことが出来て、イメージにあう会場がこちらでした。
場所 : 白金台 ステラート
ヴィンテージスヌーピーはウエディングスタイル
久戸瀬:ウェルカムコーナーに置いた、ヴィンテージのスヌーピー。
職場の方々からプレゼントされました。海外からわざわざ取り寄せてくれたヴィンテージトイで、
元々このウエディングスタイルでした。
ケーキカットは親子二代で
久戸瀬:実は僕の母親が再婚して結婚式やパーティーのようなものは一切しなかったんです。
そこで何かサプライズをしようと思い、丁度自分たちの結婚式の日が、
再婚相手の父親の誕生日だったこともあって、妻の発案でファーストバイトを親子二代でやりました。
列席されたゲストの方々
FACTOTUMチーム
プレス&スタイリスト友人
他ブランドの友人たち
70年代製のカメラで撮影した写真
70年代製カメラで撮影した写真
久戸瀬:キーワードが70年代なので、カメラも70年代製のもので撮影をしました。フィルムでの撮影は一回一回手間のかかる撮影方法ですが、ふつうのモノクロに見える写真も、味わい深く、よく見ると表面がザラついた質感のようになっています。
細かなところへのこだわり
こだわりのヴィンテージライクなペーパーアイテム
久戸瀬:左が席次表で右がメニューです。
席次表はヴィンテージの絵本からイラストを使用しました。
メニューは40年代の紙に印刷をしています。
これもヴィンテージのメニュー表のイラストを使用しました。
印刷する機械にもちょっとしたこだわりがありまして、
古いプリンターをつかって、わざとにじみが出るようにしています。
それをいい意味での味として演出にしました。
更に19世紀の楽譜を購入して、それを破り、メニュー表に巻きつけて受付で渡しました。
テーブルコーディネートはかすみ草と多肉植物
久戸瀬:多肉植物を選んだ理由は、ヴィンテージの雰囲気にあうからと、列席された方にお持ち帰りしていただきたいという妻の思いから。
長く楽しんでいただけますし、列席していただいた思い出も長く感じていただけたらと願って。
両親へのプロフィールムービーには、松任谷由実さんの「守ってあげたい」を流しました。
二次会のパーティーは渋谷で
友人を招いてのパーティーでのお二人の装い
久戸瀬:パーティーの会場は渋谷にあるカフェ ラ・ボエムにて。
会場は150名くらいが入る場所を探していて、室内に噴水があったり、
二人が好きな古いものが置いてあったりと、雰囲気が良かったので決めました。
自分は式の時に着ていたジャケットを脱いでジレだけのスタイルに。
妻はヨーロッパでよくみる皇太子妃のようなミニスカートタイプのワンピースに衣装替え。
音楽は50年代~70年代の自分たちの好きな曲をかけました。
基本ロックを中心に、ビートルズやローリングストーンズ、ザ・フーなど。
二次会の帰りにはオリジナルラベルウォーターを
久戸瀬:二次会の帰りには、みんなが酔っぱらうことを考えて、帰りに飲んでもらいたいと思い、水を用意しました。ラベルはオリジナルで作りました。
久戸瀬:最後にみんなと集合写真を撮影。
場所:渋谷 カフェ ラ・ボエム
PROFILE 久戸瀬崇裕
FACTOTUMのプレスとして活躍中。ヴィンテージをこよなく愛し、釣り好きとしても有名。アパレル業界で働く奥様と2016年4月に結婚。挙式もパーティーも二人の好きなヴィンテージに囲まれるウエディングを行った。
場所
結婚式 : 白金台 ステラート
パーティー : 渋谷 カフェ ラ・ボエム
ドレス (結婚式) : 1970年代のヴィンテージ
ドレス (パーティー) : 1970年代のヴィンテージ
タキシード : 1890年代のヴィンテージ
ハット : 1970年代のヴィンテージ
シューズ : 1890年代のヴィンテージ
ヘアスタイリスト : 荒砂 将太
HP : http://www.la-pensee.co.jp/
インスタグラム : https://www.instagram.com/lapensee_arasuna/
カメラマン : 阿部 裕介
HP : http://www.yusukeabephoto.com/
インスタグラム : https://www.instagram.com/abe_yusuke/
BRAND PROFILE FACTOTUM
デニムに対する深い思いと、モードとリアルクローズを融合すること。
テーラード、ワーク、ミリタリーをベースにワードローブを展開。
毎回、テーマとなる国を訪れ、そこで出会った人や風景、空気からインスパイアされた服づくり。