ニューヨークの女性は、キャリアの上昇志向が強く経済的にも自立している為、
結婚相手に対して妥協しない傾向にあり、往々にして結婚という形式にはとらわれません。
その反面、10年前のテロアタック以降、“心の拠り所”の大切さが強調され、
同棲カップルが結婚に踏み切ったり、子供をつくったりと
“家族の絆”を求めるムーブメントもでてきています。
この所、エコ関連でサステイナブル(Sustainable持続可能な)という言葉が浸透していますが、
NYタイムズ紙が現在の結婚カップルの理想像を“サステイナブル・ラブ(Sustainable Love)”と表現しました。
経済的社会的要素としての同居人ではなく、
お互いの存在に意味があり幸福感を得られる“パートナーシップ”を今まで以上に求める傾向にあります。
相手の存在に影響されながらそれぞれの興味や知識を高めあえる関係で、“個々”が自己の成長を感じ満足を得られる情況が、
愛を継続されられるカップルの秘訣なようです。