マイフェイバリットパートです。
『自分には、プレタポルテは合わなかった。
プレタポルテは、
サンプルは自分が手作る。
同じものを工場で、仕様書通りに作る。
でも見る人が見れば違いがわかる。
もちろん、自分が見ても何かが違う。
それで数をつくるのがしんどくなって、
量産は向かないのだと。
一点もののウェディングドレスを、
自分自身で作る。
それが自分のやりたいことなのです』
この言葉は、新しくご紹介をスタートしたドレスショップ【emeth paris】の代表兼デザイナーの前濱さんからお聞きした言葉。ウェディングドレスも素敵なのですが、こういう気持ちで自分のドレスを作ってくれる、ことを知ることで、本当にかけがえのない特別なドレスになる魔法のような気がしました。
お話を聞きながら、そうなんです、そうなんです、と大きくうなづいてしまいました。
マイフェイバリットパートとお二人で作る結婚式も“一点もの”なのだと。条件面は、教会、パーティ会場、ホテル、スケジュールなどが同じあったとしても、結婚式は1組1組さま全然違う結婚式なんです!と思いました。
できる限り天然素材で作ること。時代はナイロン。何度も使える丈夫さがその理由。シルクチュールにこだわるのは、天然素材だからこそのしなやかさ、それが歩く時に美しさを生み出すから。化合繊は独特の硬さがでるので、自分の思い描いている美しさがでない。ひとつひとつ、自分が作りたい、ご新婦様におすすめしたいものがぶれずにいられることにも感動いたしました。
万人向きではないけれど、万人に合うものでなくても、一組のために作る結婚式、そんなウェディングが自分達のやりたいハワイ挙式なんだと、ストーンと言葉で理解できたような気がしました。
emeth parisさんのドレスも、万人向きではないけれど、このドレスを求めているお客様はこのドレス以外は無い!というような特別な一着になるのだと思います。一点一点手作りで作られたものだからこそ感じるもの、そんなウェディングを、大切につくっていきたいと思った一日でした。emeth parisさんを求めている、ハワイ挙式のご新婦様と出会いが待ち遠しいです!