第五回目の【業界人のおしゃれリアルウエディング】は、
アクセサリーブランドsimmonデザイナーの佐藤氏とPR担当の奥様の野澤氏。
シンプルをキーワードに、装飾を抑えて会場や着用したものを選び、両家の家族への想いを配慮した、こだわりの自分たちらしいウエディングを挙げられた佐藤夫妻にインタビューをし、素敵なフォトでご紹介をいたします。
挙式は海外で
佐藤:ハワイのモアナルア・コミュニティー教会で式を行いました。
ハワイという場所を選んだのは、家族旅行も兼ねたかったからで、子供連れでも安心な場所を選びました。
滞在するホテルも家族皆同じところを選んで、皆で海に行ったり、プールで遊んだり、挙式の間だけではなく沢山の時間を両家一緒に過ごすことができてとても良かったと思います。
挙式でのお二人の装い
野澤:ドレスを色々と試着したのですが、自分にはお姫様の様なドレスが似合わない気がして、気に入るものが見つかりませんでした。
なかなか衣装が決まらなくて焦ってきて、パタンナーをしている友人に何か作れないか相談をしました。
色々と話し合ったところ、やはりいかにもドレスといったスタイルがしっくり来なかったので、パンツスタイルを選びました。
式が終わった後も使えるものが良くて、相談をしながらセットアップを作ってもらうことにしました。
上下別々でもセットアップでも使えるところがポイントです。
パンツスタイルでもドレス風のシルエットを作るため、チュールスカートをウエスト部分に着けたのですが、これは妹が結婚式で着用したドレスのチュールを使って、リメイクしてもらいました。
ドレスはシンプルにしたので、足元は派手にしたいと思い、Kim Songheさんにお願いをして白いシューズにデコレーションをしてもらいました。
ブーケは持ちたくなかったので、アトリエ染花さんのヘッドアクセサリーを手首に巻いてブーケの代わりにしました。
Kim Songheさんにデコレーションしてもらったウエディングシューズ
Cli’O mariageさんで購入したアトリエ染花さんのヘッドアクセサリーを腕に巻いてアレンジ
エンゲージリングは一点ものでつくり、リングピローは刺繍家のhoshi mitsukiさんに依頼しました
リングについて
佐藤:エンゲージリングは1点物で制作しました。
ウエディングリングは2人ともsimmonの定番デザインから気に入ったものをチョイスしました。
新郎のリングはシンプルで幅のあるデザイン。
地金の色が肌に良くなじむK18ホワイトゴールドで製作しました。
リング内側には愛にまつわる詩が刻印されています。
新婦は印台と呼ばれるデザイン。
ボリュームのある形や存在感が印象的なリングです。
他の指にするリングとの相性なども考慮して、プラチナとK18イエローゴールド、2色の地金を選んで制作しています。
1点物で作られたエンゲージリング
内側には詩が刻印されています
佐藤:僕は、友人のO-(オー)というブランドを手掛けているデザイナーにフォーマルなタイプのセットアップを特別にお願いしました。
友人のデザイナーと生地選びから一緒に相談して作ってもらいました。ダークネイビーのシンプルなスーツのセットアップは、挙式後も使えることを重要視しました。
シンプルだけど、細かなところにこだわったセットアップ
お互いに衣装のこだわりの部分は、挙式後も着られることを前提に選んだことです。
式のこだわり
佐藤:モアナルア・コミュニティー教会は、ハワイ州の重要文化財に指定されている教会。
歴史的建造物にも指定されている貴重な建物で、木の温もりを感じるつくりと、大きなステンドグラスがとても印象的な教会でした。
野澤:建物がとても素敵だったこと。ステンドグラスが本当に綺麗で、教会前に芝生や木々が広がり、落ち着いた雰囲気がとても良かったのが決め手でした。
いくつか候補がありましたが、すぐに二人の意見が一致しました。
式は色々と飾らずシンプルにして、
その分、ゲストの皆様には事前にお願いして、
衣装を華やかにしてもらいました。
ゲストのドレスコードは花柄に。
女性はワンピース、男性はアロハシャツ。
普段はあまり着ないようなカラフルな装いで集まっていただけてとても良かったです。
甥っ子、姪っ子にはそれぞれ式で活躍してもらえる様、リボンガール、リングボーイ、エスコートをお願いしました。
リボンガールは、本来であればお花をまくフラワーガールなのですが、教会が汚れてしまうのと、片づけを自分達で行うと申し出たため、すぐに片付けができるリボンにしました。使用したリボンは家族が作ってくれたものです。
佐藤:両家親族、一家団欒でワイワイした感じでやりたかった、というのがこだわりのポイントです。
大きなステンドグラスから差し込む日の光がとても綺麗でした。
大学の友人たちがブライズメイドをしてくれました。
場所:モアナルア・コミュニティー教会
パーティーは一目ぼれした場所で
佐藤:パーティーは食事会として両家親族でランチをしました。
この場所も、ここしかない、というくらい、一目ぼれで決めました。
野澤:場所が素敵だったのが決めた理由です。
とても有名な場所だと後から知りました(笑)
堅苦しい感じにしたくなかったので、オープンテラスのカジュアルな雰囲気の場所を選びました。
佐藤:僕の姉が海外に住んでいるので、なかなか両家が全員集まることが出来ないのですが、きちんと会えて話しの出来るいい機会になりました。両家の家族同士コミュニケーションがとれて、とても良かったです。
野澤:みんなで海に行ったり、お話しをしたりとゆっくりと楽しい時間を過ごせて、お互いに気を使わず過ごせたことが嬉しかったですね。
場所:ハウツリーラナイ
PROFILE 佐藤司紋
1982年東京生まれ。
母親の影響で初めて彫金にふれた15歳の時、
自分の手で物を作る事に喜びを感じ
その仕事を一生かけてしていくと直感した。
ジュエリーメーカー、アクセサリーメーカーで修行を重ねて独立し
2012 s/sシーズンよりブランド「simmon」をスタート。
simmon
HP:www.simmon-s.com/
Instagram:www.instagram.com/simmon_official/
Facebook Page:www.facebook.com/simmon.jp/
奥様の野澤真弓さんは、simmonのPR担当をされています。
結婚式 : モアナルア・コミュニティー教会
パーティー : ハウツリーラナイ
新婦セットアップ : 友人のパタンナーによるフルオーダー(チュールは妹のドレスをリメイク)
アクセサリー : アトリエ染花
シューズ : Kim Songhe
新郎タキシード : 友人のデザイナーによるフルオーダー
エンゲージリング:simmon
マリッジリング:simmon
リングピロー:hoshi mitsuki
■Marche for wedding vol.5 に参加します
simmonのエンゲージリング、マリッジリングなどのブライダルリングをご紹介致します。
会場:
スパイラルホール(東京・青山/スパイラル3F)
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
日時:
2017.8.25(金) 18:00-20:30
2017.8.26(土) 11:00-20:00
2017.8.27(日) 11:00-18:30
Marche for wedding
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