目次
1. 結婚証明書とは
結婚証明書(英語でWedding Certificate)とは、新郎新婦の結婚を証明するため、またゲストの皆さんにお二人の結婚を認めてもらうために見せる“結婚の証明書”のことです。
結婚証明書は、結婚をして市役所へ婚姻届けを提出する際、必要な手続きを行うと取得できる「婚姻届受理証明書」のような法的な証明書類ではありません。
そのため婚姻届受理証明書と違い、「何に使うのだろう」とその用途を知らない方も多いのではないでしょうか。
結婚証明書は基本的に人前式での演出や余興の1つとして、「お二人の結婚式の思い出作り」の意味合いを込めて使用するご夫婦が多いです。
もちろんその上で「必要か?」と思う方は必ずしも自身の結婚式へ取り入れなくて問題ありません。
ですが新郎新婦、お二人の人生に1度の大切な結婚式を彩ることのできるウエディングアイテムのひとつであることから、用意する方が増えているようです!
まず種類1つ目は、キリスト教会式のタイプです。
こちらが一般的なスタイルで
1.結婚証明書(=英語で”Mariage Certificate”)
2.誓約の言葉(宣誓文)
3.新郎新婦の署名欄(新婦は旧姓を使用)
4.日付(結婚式を開催した日程)
5.証明人となる代表者(神父または牧師の方、ご家族の方など)の署名欄
内容は上の項目が文書として記載されている、シンプルなスタイルの証明書です。
新郎新婦のサイン、そして証明人も署名を書くことで完成した証明書の宣誓文を、誓いの言葉として挙式でゲストの前で読み上げます。
結婚式場によっては希望すると事前に発行してくれることもあるほど、まさに王道と言える結婚証明書のスタイルです。
宣誓文は新郎新婦によって変更できるパターンが多いので、おふたりの気持ちが籠る誓約の言葉を自由に考えて、お二人らしさを取り入れることができます。
親族のみの少人数で行う結婚式や、結婚式自体を簡易的に済ませたいという新郎新婦はこちらのタイプを選ぶのがおすすめです。
そしてもう1つが「ゲスト参加型」の結婚証明書です。
その名の通り、ゲストの方にもなんらかの形で参加してもらうことで初めて完成するという結婚証明書になります。
ゲストの参加形式も様々で、名前やメッセージを書いてもらった紙やシールを貼り合わせて完成させる、パズルを1つの枠にはめ込んでもらう、1枚の大きな用紙にゲストの指でスタンプ(指印)を押してもらいアートを完成させるなど、おふたりだけの結婚証明書を作ることができます。
当日ゲストの協力で完成していく結婚証明書を見るのは、新郎新婦やゲスト全員の思い出に残る、面白い演出になること間違いなしです。
このように「ゲスト参加型」の結婚証明書は、コロナ禍など状況によってはなかなか実施が難しい可能性もありますが、ゲストにとっても新郎新婦にとっても大切な思い出になる演出力の強いスタイルです。
新郎新婦によってテイストもガラッと変えられるので、挙式スタイルを既に決めている方や、ゲストとの交流の時間を増やしたい方、ゲストの人数が50人など大人数での挙式を挙げる方におすすめです。
3. 結婚証明書の入手方法
そんな結婚証明書ですが、皆さんどのように用意しているのでしょうか?
結婚証明書は法的な手続きを踏んで発行するものではない分、新郎新婦によって入手方法は変わってきますが、主に3パターンに分けることができます。
まず1つ目は、市販のものを購入するという方法です。
結婚式は式場・ウエディングドレスなどの予約や、ゲストへのギフト選びなど時間もお金もかかるので、どちらも節約したい!という方にはおすすめの方法です。
実際に各通販サイトでは様々なデザインの結婚証明書が販売されており、価格も3000円~20000円と幅広いので、デザインや予算に合わせて選ぶことができるのがメリットと言えます。
また、結婚式場でも場所によってはプランと併せて販売や作成をしているところもあるようなので、確認してみるといいかもしれません。
尚デザインは基本的に変更できませんが、名前や日付など、必要箇所のみ変更が可能なものがほとんどなので、結婚式までに時間が無い方や元々取り入れる予定の無かった方でも短時間でおしゃれな結婚証明書を用意できるのは魅力のひとつですね。
次に、デザイナーの方に依頼する、という方法があります。
市販の物を購入するのではなく、費用や時間はかかっても納得のいくものを用意したい!というご夫婦はこの方法を選ぶ方も少なくないのではないでしょうか。
実際に依頼をする際は
1. サイトやアプリなどでデザイナーを探す
2. 希望の挙式スタイルやデザイン、予算、納期を伝える
3. 制作~確認、修正がなければ納品
といった流れになります。
この場合、アクリルや額縁等を用意したい場合は別途夫婦で用意する必要があります。
依頼費用やデザイナーの方を探す時間や手間などがかかる分、デザインの知識が無くてもプロによるお2人だけの結婚証明書が用意できるのはとっても魅力的ですね!
最後に、近年人気が出ている「手作り」タイプがあります。
自分たちでデザイン・手作りすることで、費用を抑えつつ自由にこだわった結婚証明書を作ることができます。
また新郎新婦おふたりで作り上げていく、その過程も結婚後の思い出に残る素敵な手段と言えます。
最近では額縁・アクリルの入れ物やフレームも100均や無印良品などで安く入手することができます。
コストは抑えたいけどお2人だけのこだわった証明書を手作りしたい!という方や、結婚式で使う他のペーパーアイテムと揃えて統一感を出したい!という方におすすめです。
無料デザインテンプレート紹介
いかがでしたでしょうか。
結婚証明書は人前式での演出としてだけでなく、結婚式前には用意する過程を楽しみ、結婚式場ではウェルカムボードとして飾り、参加型でゲストと共に楽しむ、結婚式後にはインテリアとして思い出に残す、などどのタイミングでも思い出を作ってくれる重要なアイテムです。
結婚式のスタイルによっても証明書のスタイル・デザインを変えたり、アクリル板や木の結婚証明書にしてみたり、様々なアレンジができそうですね!
既に結婚式を控えている方も、リサーチ段階の方も、ご自身に合った方法で結婚証明書を取り入れてみてください!
また当サイト、クラフツマンパークでは無料でダウンロードして実際に結婚式で使用できるデザインテンプレートをご用意しています。
折角だから手作りしたいけどデザインを0から考えるのは大変・・・そんな方こそ、無料でダウンロードして印刷するだけのテンプレートを活用してみてください。
既にデザインが用意されており、あとはおふたりの名前や日付などを変えるだけなので、専門的な知識はいりません。
作成後は印刷したものにおふたりで装飾を施したり、額縁やアクリル板で豪華にしてみたりと・・・簡単ながらオリジナリティ満載のオシャレな結婚証明書が作れます!
ご自宅にプリンターがない方でもコンビニで簡単に印刷ができます。
テンプレートやCanva(無料デザインツール)の使用方法、印刷方法も丁寧に記載しているので安心です。
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