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服部由紀子の技術者としての想いの継承

Update:2016.11.21
Company:Craftsman Park


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第九回目となる今回は、ヘアメイクアーティストの服部由紀子さん。

技術者として沢山の花嫁のヘアスタイリングをてがけ、常にオンリーワンであることを提案している服部由紀子さんに【 ヘアメイクアーティスト 】をテーマにお話を伺いました。

どうぞ最後まで楽しんでください。

ヘアメイクアーティストになったきっかけ

服部:社会福祉の大学を専攻し、卒業しました。
卒業後に何をしようかと考えていたとき、自分が出来ること、
色々な人に平等に与えられるもの、それが「美」だと思いました。

福祉専攻だったので、事故で身体の一部を損失してしまった方、
皮膚の再生など、そういった方々に「美」を提供したかったんです。

そこで、色々な場所で勉強をする機会を積極的につくり、
写真館での経験が現在行っているウエディングに携わるきっかけになりました。

自分の技術を活かせて、また今の自分の年齢でできること、
それが花嫁の年齢に近い、ヘアスタイリングというかたちでのウエディングに携わることでした。

25歳の時に独立をし、マンションの一室からヘアスタイリングのサービスをはじめました。

当初、店舗を構えてヘアスタイリングを行う計画がなかったのですが、
利用していただいたお客様から、
「もっとヘアスタイリングをして欲しい」、「サービスに感動した」など、
ありがたいことに沢山のお声をいただきました。

その声に応えたいと思い、きちんとサービスを行える場所を作らなくては、と思って店舗を構えることにしました。

開店当時、マンションの螺旋階段に沢山のお客様が並んだことがあって、とても驚いた記憶があります。

これもお客様の声がきっかけなのですが、ヘアスタイリングを受けたいと思うお客様の声に後押しされて店舗の数を増やしました。
現在では3店舗を運営しております。

ありがたいことにウエディングに関わった方々からも、「また会いたい」と言ってくれることが多く、ただただお客様の笑顔がみたいという気持ちで、がむしゃらにやってきた結果が今に至ると感じています。

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落ち着いた雰囲気の店内

ヘアメイクをする際のアイディアの生まれ方、こだわりは何でしょうか

服部: お客様に一日の過ごし方をヒアリングしてそれをイメージする。

お客様のことをよく理解すること、それはその日の環境や天気にまで気を使います。
そこからどのようなヘアスタイルが良いか、オリジナルを提案いたします。

建物を見ることが好きなので、よく色々な場所でそれこそ有名な建築物やそうでないものまで沢山のものをみて、ヘアスタイルに落とし込んだらこんなイメージかな、なんて考えています。

視覚から入ってくるデザインからイメージしていることが多いですかね。

ヘアメイクをする際に気を付けていること

服部: 先ほどもお話いたしましたが、その人の背景といいましょうか、
大切なことはお客様ととことん話す、
ヒアリングを行う事でお客様のことを知り、コミュニケーションの中から提案をしていきます。

その瞬間に出来ること、常にオンリーワンであること、ですかね。

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お客様を知るからこそ、提案できるオンリーワンのヘアースタイル

お仕事の時に使用する大事な道具

服部:コームです。(笑)

よく美容師さんが腰につけている七つ道具的なものをイメージされると思いますが、私はコーム一本あれば問題ないと考えています。

それは、技術を積み重ねていれば、無駄な時間をそぎ落とし、その日の温度や湿度、経験からくる感覚を大事にし、自分の手とコーム一本でちゃんとできる、という考え方からです。

ヘアスタイリングはハンドワークなので、コームと自分の手があれば充分だと私は思います。

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どれでもいいというわけではなく、こだわって長年使用しているもの

影響を受けた方はいらっしゃいますか?

服部: マイケルジャクソンです(笑)

え!?と言われるかもしれませんが、そうなんです。
みなさんご存知かと思いますが、マイケルジャクソンはとても努力家だったんです。

世界中の誰もが知っているスーパースターなのに、
常に努力を惜しまない姿勢に惹かれました。

そんなマイケルジャクソンの生き方がとても好きです。

マイケルジャクソンを努力家と思っているのが、インタビュー、取材がある時に、ホテルに記者が向かうと、
いつも鏡の前が水浸しになっているというエピソードがあったそうです。いつもいつも練習をしているのです。

どれだけスーパースターになっても初心を忘れず、かつ、新しい発想、Designをして行く時に努力を惜しまないということです。

私は作り出した結果を素晴らしいと思うと同時に、その過程や努力を尊敬します。

私は決して天才じゃありません。
だから努力しなければ、前に立つ人間にはなれません。
そんなところを尊敬しています。

メイクのこと

服部:メイクはファッションだと私は考えています。
お客様自身にお会いして、その場であうものを調合する。

例えば、100人いたら100人同じではないので、
おすすめの化粧品は…、言い切れません。

万人にあう化粧品はないと思っているので 、
お客様一人一人に一番合うものを調合して作っていく、
オンリーワンを作っていくということです。

その日の天気、温度、湿度、どんなシーンでのメイクか、
もちろん一番大事な肌のコンディションなど、着るもの、会場、雰囲気にいたるまで
細かくお客様にヒアリングしていき、
最高のメイクアップをご提案しています。

美しいメイクアップの仕上がりは、
7割はベースメイク、3割はアイメイクだと思っていて、
それが一番気をつけていることです。
それぐらいベースづくりが重要だと考えています。

和装と洋装でのヘアスタイルの違い

服部: 洋装、和装ともにルーツを伝え、流行に関わらず、お客様にあうスタイリングを提案します。

洋装であれば、今までにないような新しいものを提案したり、
和装であれば奥ゆかしい伝統を説明して提案します。

お決まりを覆したいという気持ちが強くて、
そういう提案のヘアスタイルが好きですね。

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洋装の時のヘアースタイル、メイク

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和装の時のヘアースタイル、メイク

一日に多かったヘアスタイルのチェンジ回数は?

服部:一番多かったのは一日で7回チェンジをしました。
この方の場合、挙式から二次会まで同行し、
お色直しやお見送りなど、衣装にあわせてヘアチェンジを行いました。

事前の打ち合わせはもちろんですが、
お客様とのコミュニケーション、細部まで細かくヒアリングをし、
こちらから色々な提案をさせていただいています。

この方のヘアチェンジ7回というのは、
通常は7回行っているわけではなく、
お客様のご要望に合わせてお受けいたしました。

とても喜んでいただき、また私も良い経験をさせていただきました。

ウエディングのヘアメイクをしていてよかったこと

服部:関わりを深くすることでうまれる信頼性。
それは、私にとって喜びに繋がり、大きく成長させてくれました。

ひとつ例をあげると、今まで沢山の方のウエディングに携わってきましたが、
印象的な方がいらっしゃいました。

生まれつき髪の毛が生えない方のウエディングのヘアメイクの担当をしたことです。

その方は、ウィッグを着用した生活をずっと続けていらっしゃる方で、
大切な晴れの日にどのようなご提案が出来るかと思案していました。

そこでご提案させていただいたのが、
ヘアアクセサリーをつけることでした。

今まではヘアセットがメインでしたが、
ヘアアクセサリーの重要性を教えてもらうことになりました。

そのお客様にとても喜んでいただき、
私も新しい可能性を発見することが出来ました。

ご提案の際も心のケアが出来て、サポートや提案が上手に出来、
よかったと思っております。

これも大学時代、社会福祉を専攻していたのが良かったと思います。

お客様と一緒になって考えることで繋がりが出来、
とても良いものがうまれると信じています。

全国に沢山いるヘアメイクアーティストの方々にも、
是非そういう気持ちを持ってもらいたいと思います。

生涯現役ではないですけど、生涯技術者でいたいと強く思います。

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これからの展望を教えてください

服部:常々思っていることですが、ヘアメイクを提供する側の技術が足りないこと、お客様に対するおもいが足りない、お客様自身が伝えたいことが伝わらず、後悔している花嫁がまだ世の中には沢山いらっしゃいます。

そんな後悔をして涙を流している沢山の花嫁を一人でも減らしたい!
そのために日々努力をしていけたらと思っています。

今後、技術を提供する側の努力や姿勢が重要になってくると考えていて、既成概念にとらわれず、自由に何でも表現できるようになっていって欲しいと願っています。

そこで自分が教えられること、技術や想いを継承していくアクションが出来るようなこと、技術者として指導をする立場をこれからは目指しています。

花嫁へメッセージをお願いします

服部: 妥協しないようにやりきろう!
雑誌をみたり沢山勉強をしたりして、自分たちの納得のいくかたちに。

まずは私のインスタグラムの記事やブログに書いた想いを読んでみてください!

ウエディングのヘアメイクにご指名頂いた場合、
通常ヘアメイクさんは当日前に1回だけリハーサルをして当日を迎えます。

私の場合は、ヘアメイクだけでなくドレス選びやアクセサリー選びに同行して一緒に決め、
ブーケの提案、会場の打ち合わせ等、デザインに関わる部分の打ち合わせまで担当します。
いわゆる、デザインプロデューサーです。

想いと、デザイン力、それが重なり、感動につながり、
全国から沢山のご依頼を頂ける違いかもしれません。

ヘアメイクアーティストとして、たゆまぬ努力と、技術者として継承していくために環境を整え、沢山の花嫁のためにイキイキとしている服部由紀子さん。

終始笑顔で沢山のお話をしていただきました。
これからも素敵なアイデンティティで花嫁を喜ばせるヘアスタイルを提供してくれることと思います。


PROFILE
服部 由紀子(ヘアメイクアーティスト)

▽Hobby
海外へ渡航し、アートを取り入れること

▽Activity
・全国から指名のみでウェディング担当をしているトップスタイリスト
・東京、大阪、名古屋と、全国のウェディングヘアメイク、美容師向けヘアメイク講師
・アクセサリー制作、プロデュース
・トータルビューティコンサルタント
・美容商材開発 etc
・ファッションショーのヘアメイク監修

▽得意とするスタイル、イメージ
ウェディングの扉が開く瞬間に、花嫁が毎回違う、別人のように変化させ、表現をすることが得意。意表を突く提案で、出席されるお友達の歓声を頂けるデザインで魅了させます。

Instagram:www.instagram.com/ceu0116/
Blog:http://ameblo.jp/ceu0116/

■サロン情報

・Wedding Ceu
〒460-0003 名古屋市中区錦3丁目6-5コインズビル5F
年中無休 完全予約制
TEL:052-963-0330

・一般ヘアセットサロン
hair & make Mais
〒460-0008 名古屋市中区栄3丁目3-1 丸栄百貨店2F
10:00~20:00
TEL:052-264-6280 予約専用番号080-4539-7307

・Hair & make Ligar
TEL:052-963-3636


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