前回は、前日までにしておくケア【シューズ編】【衣装編】をお伝えしました。
今回は小物編。
“揃えたら満足” しがちな小物類が実は一番油断しやすいアイテムです。
「品物が準備できたら安心し、当日まで封を開けない」なんてこともしばしば。必ず封を開けて全ての状態を確認しましょう。
チーフ
当て布を当てて折れ線をアイロンで伸ばします。
持ち運ぶ際はふんわりと折る程度に。
サスペンダー・蝶ネクタイ
普段着け慣れないものですから、あらかじめご自身のサイズに調整しておくと当日 “付けるだけ” になり安心です。
<サスペンダー>
レンタルの場合は一番長い状態でセットされていることが多いです。一方、購入のものは一番短い状態で箱に入っていることが多いです。
ある程度アジャスターを長く伸ばした状態から、体に合わせて調整していくとやりやすいでしょう。
<蝶ネクタイ>
フロントのリボンが整形済みの場合、首元や首の後ろ側にホックが付いています。
こちらもある程度長さを伸ばした状態でホックを留め、アジャスターでサイズ調節するのがおすすめです。
シャツの首回りが大きい場合、ネクタイをきつめに締めると生地が波を打って寄れてしまうので注意してくださいね。
カマーバンド
こちらも同様です。
アジャスターである程度の長さに調整しておきましょう。
ネクタイやカマーバンドはきつすぎると体調不良にも繋がりますので、あまりきつくしすぎないのがオススメです。
当日の体調に合わせて最終調節をしてくださいね。
カフリンクス・スタッズボタン
袖口の装飾、カフリンクスとフロントボタンの装飾、スタッズボタン。
いずれも、問題なくボタンホールに留められるか試しておきましょう。特にカフリンクスの場合、シャツ袖口のどちら側のボタンホールが正面になるのかも確認してください。
紛失しないように当日まで箱で保管し、お支度が始まる頃シャツにセットしておくとスムーズに着替えができます。
ボタンホールへ差し込む部分の形状は様々。
靴下・下着
意外と盲点なのが下着類。
ヨレていたり、衣装から下着の色やシルエットが透けるものは控えましょう。足元は椅子やソファーの高さによって見え方が異なります。靴下は座った時にスネが見えない長さを準備してください。
新品である必要はありませんが、お祝い事ですから綺麗なものに身を包みたいものです。
ちなみに予期せぬアクシデントに備えて、予備が一式あると安心です。(特にプール付きの会場は濡れてしまう可能性も・・)
会場や控室はご新婦様に合わせて暖かく設定されている場合があります。さらに緊張やライティングにより、汗をかくことや体調不良も想定されますから冬場でもヒート系のインナーは控えた方が良いかも。
汗染みが気になるシャツには、エチケットとして汗脇パットを着けておくのも大切です。
3部に渡りケア方法をご紹介しました。
TAGARUでは衣装から小物までオーダーはもちろん、当日お持ち帰りできる小物も多数揃えております。
わからないことや不安なことは、担当プランナーさんや私達に何でもご相談ください。
ご新郎様のお衣装はご自身で管理できていると頼もしいです!
おまけにもう一つ。
白いハンカチのご準備もお忘れなく。ご新婦様の分も合わせてポケットに忍ばせておいてくださいね。